インターネットは公開されたネットであり、データが複数のコンピュータを次々と転送されて行く方式を取っています。このため、インターネット技術に詳しいハッカーによる、情報の盗み見や改ざん、取引の正当な相手を装っての詐欺行為といったことが起こりがちです。そこで、セキュリティの技術が必要になります。例えば、暗号化。第三者には読めないようにするのが暗号化で、情報をある規則に従って組み替えるものです。データの順序を入れ替えたり(配置法)、別表に従ってデータを入れ替える(換字法)のが基本です。そして暗号を元に戻すことを復号化と言います。従来の暗号では、送る者と送られる者が暗号簿やCD‐ROMを事前に送付しておくことで、同じ鍵を使う共通鍵暗号(PrivateKeycryptosystem)が普通でした。しかし、この暗号では鍵を盗まれてしまう不安があるうえに、不特定多数のユーザーへの商品の販売には使えないという制約があります。このために考えられたのが、公開鍵暗号(Publickeycryptosystem)で、一般に公開された鍵(公開鍵)と秘密鍵のセットになった2つの鍵を使います。公開鍵は商品の購入者など誰でもが使えるものですが、この鍵で一度暗号化すると公開鍵では復号化できません。これを復号化できるのは商品の販売者など秘密鍵を持っている人だけです。逆に、この秘密鍵で暗号化すると公開鍵で復号化できますので、暗号の送り主が本人であることの確認に使うことができます。
高度なノウハウを分解し、体系化し、誰でもできる作業指不に置き換える。このように情報革命は、新しい生産性原理を産業界に提供する。アメリカの産業は、この生産性原理と各産業分野に導入し、産業の再生、競争力の強化をはかった。このような中から、例えば次のような競争力ある産業が再生、新生してきた。「?サービスと融合した新しい製造業(例えば、GEのジェットエンジン)」「?徹底した情報化による、情報加工型製造業への転換(例えば、三次元CADの高度利用によって復活したクライスラー)」「?サービス業の情報化による効率化、高付加価値化(フェデックスの情報サービス)」「?情報加工の徹底による流通産業のローコストオペレーション化(例えば、小売りの巨人ウォルマート)」「?ネット活用によるローコストオペレーションを可能とするネットビジネスなど新しい業態の出現(例えば、アマゾン、オートバイテル等)」情報ネットワークはこれからのビジネスのインフラである。日本企業も一日も早くこのインフラを前提とした事業構造、つまり、ネットービジネスモデルヘ転換していく必要がある。
他の手段の方が適していると判断されるシステムであっても、将来インターネットやイントラネットで公開して外部システムから利用できるようにする可能性が高く、再利用性・柔軟性・拡張性を重視するなら、Webサービスの方がよい場合もあります。システムを連携する際には、以上のようなさまざまな条件を総合的に分析し、将来のビジネス変化への対応まで考慮に入れて、現時点での最適な方法を採用することが成功の決め手となります。システム連携にどの技術や製品を使うべきか、どこにWebサービスを適用すべきかという判断の際には、システムインテグレータに相談するのも1つの方法です。ビジネスの迅速化業務効率化、リードタイム短縮先に紹介した在庫管理システムのように、入手を介したデータの受け渡しやデータベースの多重管理からの解放は、業務を効率化するだけでなく、発注から納品までのリードタイムを短縮します。リアルタイムにデータが受け渡しされることによって、担当者不在による回答遅延や、入力に時間がかかるといった理由によってビジネスチャンスを逃がすなどということも少なくなるでしょう。Webサービスは、ビジネスのスピードを高める技術だといえます。