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「お車代」を別途に包む場合も

葬儀の翌日、遺族はお世話になった寺院・神社・教会に出向いてあいさつをし、お礼を手渡しします。葬儀の終わった時点で、ひと言「明日ごあいさつに伺います」と告げておくとよいでしょう。服装は、平服でかまいません。翌日の都合がつかないときは、葬儀の当日にお礼をしますが、別室で「本来は直接伺ってお礼申し上げるべきところですが……」ときちんとあいさつして、渡しましょう。お金は、白い封筒に入れます。宗教者自身の不幸ではないので不祝儀袋には入れません。できればふくさに包んで持参し、ふくさを開いて、相手から見て、表書きが正面になるように手渡します。封筒の表書きは、宗教により異なります。務めていただいたお礼を一括し、表書きは「御布施」とします。「戒名料」「読経料」などとはしないので注意しましょう。導師以外の僧侶へのお礼は別包みにして、表書きは「御礼」として、導師に預けます。「お車代」を別途に包む場合もあります。

披露宴招待状の返事の書き方

披露宴の招待状をもらうということは、自分が新郎・新婦側に大切な存在と認められている証拠であり、大変名誉なことです。やむを得ない事情でどうしても出席できない場合を除いては、快く出席して結婚を祝ってあげたいものです。普通、披露宴の招待状には、出欠を知らせるための返信用はがきが添えられています。返信用はがきには「御出席」「御欠席」「御住所」「御芳名」などと記されているので、ます、「御欠席」「御出席」のどちらかを2本の線で消し、次に残したほうの「御」や「御住所」の「御」、「御芳名」の「御芳」も同様の方法で消します。また、宛て先が「行」になっていますので、これも消して「様」に書き直しましょう。消す際に黒く塗りつぶしたり、×をつけたりしないよう注意してください。はがきの余白には、「ご結婚おめでとうございます」「謹んでお祝い申し上げます」といったお祝いの言葉や、招待のお礼など、ひと言メッセージを書き添えたいものです。

取引先などに手みやげを持参したとき

取引先などに手みやげを持参したとき、「つまらないものですが」「粗品ですが」とつい言ってしまいがちです。しかし、この言い方では、受け取ったほうは好感が持てません。これは自分の手みやげ品を謙遜した言い方で、昔はよく使われました。「自分はあなたにぜひと思って選んだのですが、あなたのような(上等な)方には、もしかして、つまらない品物なのかもしれませんが」という謙譲のニュアンスなのです。しかし最近は、この言葉がよくない、ということをあちこちで言われるようになりました。「つまらない品物をくれるなんて、失礼だ」「そこまでへりくだらなくても」というわけです。昔のように貧しい時代なら、何でもくれるものは有り難い、という感覚でしたが、物の豊かな時代には、「いい物」でないと、もらっても嬉しくない」という感じもあるのでしょうか。